ほとんどの Windows サーバソフトウェアは、マシンの起動時にサービスとして実行されます。製品にバンドルされているスクリプトを実行することによってデータベースエージェントを実行する Windows サービスを作成できます。
Windows サービスとしてのデータベースエージェントのインストール
データベースエージェントを Windows サービスとして作成するには、管理者として次のコマンドを実行します。
cscript <db_agent_home>\InstallService.vbs <jvm_options>
CODE
<db_agent_home>
はインストールディレクトリへのパスです。
Appdynamics Database Agent
という名前の Windows サービスが作成されます。
SilentInstall
と serviceName
はオプションのパラメータであり、上記のコマンドとともに使用できます。次の構文は、これらのパラメータを追加する方法を示しています。
cscript <db_agent_home>\InstallService.vbs SilentInstall serviceName=<name_of_the_service> <jvm_options>
CODE
<db_agent_home>
はインストールディレクトリへのパスで、<name_of_service>
はサービスの名前を変更するために使用する名前です。
SilentInstall
を使用すると、サイレントモードでデータベースエージェントを Windows サービスとして作成できます。サイレントモードでは、スクリプトがインストールのためのユーザ入力をスキップします。
別の名前のサービスを追加したり、serviceName
パラメータを使用してサービスの名前を変更したりすることができます。このパラメータに値を指定しない場合、サービス名はデフォルトでは Appdynamics Database Agent
に設定されます。
異なるデータベースエージェントに異なる Windows サービス名を使用するには、各データベースエージェントが異なるインストールディレクトリからサービスとして実行されていることを確認します。
次のスクリーンショットは、Windows Service Control Manager を示しています。
Microsoft SQL Server の Windows 認証を使用する場合は、ログインクレデンシャルを変更し、データベース エージェント サービスを再起動する必要があります。
サービスとしてのデータベースエージェントのアンインストール
データベース エージェント サービスをアンインストールするには、管理者として次のコマンドを実行します。
cscript <db_agent_home>\UninstallService.vbs
CODE
タスクスケジューラを使用した Windows でのエージェントの実行
データベースエージェントを Windows サービスとして実行することをお勧めします。ただし、タスクスケジューラを使用してエージェントを実行することを選択した場合は、エージェントが、使用可能な最も高い権限で実行されていることを確認します。タスクスケジューラを使用しているときにホストが再起動される場合、エージェントは自動的に起動しません。