このページでは、AppDynamics のダッシュボード変数の概要を示します。

ダッシュボードの変数を使用すると、新しいウィジェットを作成することなく、ウィジェットが表示しているデータをすばやく変更することができます。異なるエンティティの同じメトリックを示す一連のウィジェットを作成し、アプリケーション名にリンクされた変数を切り替えるだけで、複数のアプリケーションからの情報を表示できます。また、ウィジェットのグループをコピーし、各グループの変数セットを切り替えることによって、ダッシュボードを作成することもできます。 

Dash Studio では、ダッシュボードレベルまたはグループレベルで変数を簡単に切り替えることができます。ダッシュボードのさまざまなレベル(高レベルのダッシュボード用、またはグループレベルのグループ用)で変数を定義および設定できます。グループに対して設定する変数を定義できます。 

変数の定義

ダッシュボードおよびアセンブリ全体で変数を定義できます。

変数の設定

変数で使用される値をアセンブリ全体またはコンテナ内で変更するように変数を設定できます。これは、コンテナレベルとアセンブリレベルで実行できます。

変数の継承

グループ変数の継承

グループレベルの場合、変数継承は親から子に行われます。たとえば、グループは変数が存在するダッシュボードから変数定義を継承しますが、ダッシュボードはグループから変数定義を継承しません。これは、変数をグループレベルで定義できないためです。

アセンブリ変数の継承

アセンブリの場合、兄弟アセンブリは兄弟から変数定義を継承します。たとえば、アセンブリは、作成元のアセンブリから変数定義を継承します。