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仮想ウォールーム
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このページでは、AppDynamics の仮想ウォールームの概要について説明します。
ウォールームは、インタラクティブなダッシュボードとメモの組み合わせであり、リアルタイムのカスタムダッシュボードと、集中型のチャットルームでのコラボレーションのトラブルシューティングを統合します。問題のトラブルシューティング中に、メモとデータを追加して、すべてのウォールーム参加者にタイムライン形式ですぐに表示できます。
仮想ウォールームは以下の目的に役立ちます。
- 同一のリアルタイムデータを見ることで、全員が共通の理解を得られる。
- アプリケーションが提供するビジネス価値に変換されるメトリックに焦点を当て続ける。
- 幅広い対象者間のコミュニケーションを促進する。
解決基準を特定し、解決タスクの所有権を割り当てる。
ウォールームの開始
発生している問題のトラブルシューティングを行うには、共同作業型のチャットルームである仮想ウォールームを開始します。

- 以下の 3 つのオプションのいずれかを使用して、ウォールームの作成を開始します。
- [Applications > Troubleshoot > War Rooms > My Active War Rooms] から [Start a War Room] をクリックします。
- [Applications > Application Dashboard > Events > Actions] から [Start a War Room] をクリックします。
多くの組み込みダッシュボードにある [Events] タブから、イベントリストにアクセスします。 - Atlassian JIRA を統合した場合は、[Start War Room]([Applications > Troubleshoot > Health Rule Violations] の [JIRA/War Room] 列にあります)をクリックします。
- [Applications > Troubleshoot > War Rooms > My Active War Rooms] から [Start a War Room] をクリックします。
[JIRA Issue >] [AppDynamics Incident] パネルで、[Start ] or [Join a War Room associated with this Incident] をクリックします。
- 新しいルームを作成する場合は、ウォールームに名前を付けて OK をクリックします。利用可能なウォールームテンプレートを使用して新しいルームを作成するには、From Template を選択します。「War Room Templates」を参照してください。
- ウォールームにウィジェットを追加するには、Add Widget をクリックします。「ウィジェット」を参照してください。
- Save をクリックします。
作成したすべてのウォールームは [My Active War Rooms] タブで確認できます。また、[Actions] メニューからいつでもウィジェットを編集できます。
ウォールームテンプレート
ウォールームをウォールームテンプレートとして保存することで、既存のウォールームのレイアウトを再利用することができます。これにより、多数のウィジェットを持つウォールームを新しく作成するときに時間を節約できます。
操作中または閉じる直前に、既存のウォールームをテンプレートとして保存します。
ウォールームテンプレートを作成するには
- テンプレートを作成するために使用する現在のウォールームの Actions メニューで、Save as Template をクリックします。
または、ウォールームを終了するときに、Save as Template を選択します。 - テンプレートの名前を指定し、任意で説明を入力します。
- OK をクリックします。
新しく作成されたテンプレートは、別のウォールームの作成時に再利用できるようになります。すべてのウォールームテンプレートを [War Rooms] > [Templates] で確認できます。
ウォールームテンプレートを削除するには
- War Rooms > Templates をクリックします。
- ウォールームテンプレートのリストから、削除するテンプレートを選択します。
- Delete Template をクリックして削除を確認します。
プレゼンターの管理
ウォールームを開始したユーザーが最初のプレゼンターです。
以下を行うことができるのは、プレゼンターのみです。
- 共同作業スペースに変更を加えてウィジェットを追加、削除、構成する。
- 他の参加者をプレゼンターに任命する。一度にプレゼンターになれるのは 1 名のみ。
- ウォールームを他の参加者と共有する、または共有を停止する。
- ウォールームを終了する。
プレゼンターは参加者が行えるすべての操作を実行できます。
プレゼンターを変更するには
参加者リストから参加者名を右クリックし、Make Presenter を選択します。
共同作業ダッシュボードの編集および共有の制御の権限と、ウォールームを終了する権限が新しいプレゼンターに移動します。プレゼンターが共有するまで、他の参加者はウォールームを見ることができません。このため、プレゼンターはウォールームを他メンバーに見せる前にウィジェットを非公開でセットアップすることができます。
ウォールームを終了するには
End War Room ボタンをクリックします。プロンプトが表示されたら、終了を確定します。
ウォールームを終了できるのは、プレゼンターのみです。操作がない場合、ウォールームは60分後に自動的に終了します。「操作がない」とは、どの参加者もウォールームウィンドウを表示していないことを指します。
参加者の管理
ウォールームに参加していて、現在プレゼンターではない全員が参加者です。参加者は以下に分類されます。
- AppDynamics参加者は、ウォールームをホストしているAppDynamicsアカウントにアクセスできる認証済みUIユーザーです。
- ゲスト参加者はAppDynamics UIにログインしていませんが、AppDynamics参加者から参加の招待を受けています。このタイプのユーザーは匿名の読み取り専用の参加者として機能します。
AppDynamics参加者は、以下を行うことができます。
- 招待を受けているウォールームを表示する。
- 他の参加者を招待する。
- メモを追加する。
- 新しいウォールームを開始する(参加者に Create War Rooms 権限がある場合)。
ゲスト参加者は、招待を受けているウォールームを表示できます。
ウォールームを表示するには
自分がプレゼンターまたは参加者であるウォールームのみを表示できます。このリストには、コントローラ上で現在進行中のすべてのウォールームが表示されるわけではありません。
ウォールームを表示するには、ウォールームを作成済みであるか、ウォールームに招待されているか、または匿名ユーザー用の共有URLにアクセスできる必要があります。
ウォールームにアクセスするには、次のいずれかを行います。
- 受信した招待に含まれるリンクをクリックしてウォールームに参加します。
- Troubleshoot > War Rooms の順にクリックし、参加するウォールームをウォールームのリストからクリックします。
他の参加者をウォールームに招待するには
他の参加者をウォールームに招待するリンクを次のように送信します。
- アクティブなウォールームから、+ | Participants をクリックします。
- [Invite Users] ウィンドウから、[URL for joining this War Room] をコピーします。
- 招待する相手にメールやSMSでリンクを送信し、リンクをクリックしてブラウザウィンドウで開くよう指示します。
- [OK] をクリックして、[Invite Users] ウィンドウを閉じます。
リンクをクリックすると、受信者は AppDynamics 参加者または匿名ゲストとしてログインするように招待されます。
メモを追加するには
- アクティブなウォールームから、+ | War Room Notes をクリックします。
- [Enter Notes] ウィンドウで、次の手順を実行します。
- 表示されるテキストフィールドにメモを入力します。
- (オプション)良いまたは悪いの評価をメモに付けます。
- Post をクリックします。
ウォールームの自動保存、同期、アーカイブ
ウォールームは自動的に保存され、プレゼンターがダッシュボードに変更を加えるたびにすべての参加者のビューが同期されます。保存と同期は継続的に、参加者が意識しない形で行われます。また、プレゼンターはいつでも、ウォールームダッシュボードの上部にある保存アイコンをクリックして、保存と同期を手動で強制的に実行できます。
ウォールームの進行中にコントローラが再起動した場合、ウォールームは保存されるため、コントローラの回復後にアクセスできます。