このページでは、AppDynamics のカスタムダッシュボードの概要を示します。

カスタムダッシュボードを使用すると、メトリックおよびデータポイントの特定のセットを1つの画面に表示できます。AppDynamicsエージェントによってレポートされるアプリケーション、サーバー、およびデータベースのメトリックを表示できます。また、AppDynamics の組み込みダッシュボード(アプリケーション ダッシュボード、ティアダッシュボードなど)を補完し、特定の対象者が関心を持つメトリックを表示することができます。

カスタムダッシュボードを使用して、比較的限られたデータしか閲覧する必要がないユーザ向けに選択したメトリックを表示できます。たとえば、エグゼクティブは概要レベルのシステムパフォーマンスやアクティビティしか見る必要がないかもしれません。そのようなユーザを定義済みの Custom Dashboard Viewer ロールに割り当てることができます。Custom Dashboard Viewer ロールを持つユーザなら誰でもカスタムダッシュボードを閲覧できます。  

そのデータに対して構成されたアプリケーションレベルまたはその他の制限にかかわらず、カスタムダッシュボードの閲覧者は、ダッシュボードの所有者が コントローラレベルのカスタムダッシュボードで表示を許可されているすべてのデータを表示できます。

Custom Dashboard Viewer ロールを使用する代わりに、カスタムダッシュボードを共有できます。

コントローラレベルのカスタムダッシュボードを使用して、以下を行うことができます。

  • アプリケーション、サーバー、およびデータベースのパフォーマンスデータをカスタマイズして表示。
  • 同じコントローラ上の複数のアプリケーションからのデータを集約する
  • 同じコントローラ上の複数のアプリケーションからのデータを比較する。
  • リアルタイムのデータと過去のデータの両方を単一のビューで表示する
  • 他のユーザーやステークホルダーとデータを共有する

カスタムダッシュボードの作成

コントローラレベルのカスタムダッシュボードを作成するには、[Dashboards & Reports > Dashboards > Create Dashboard] に移動します。[Dashboards] パネルで、既存のダッシュボードをクリックして編集します。

カスタムダッシュボードを作成または編集するには、Can Create Custom Dashboards 権限がユーザに必要です。「可視性および権限」を参照してください。

カスタムダッシュボードテンプレート

カスタムダッシュボードテンプレートは、複数のティアまたはノードについて同じタイプの情報を表示するための効率的な方法です。ティアまたはノードのスコープでダッシュボードを作成した後、そのダッシュボードをテンプレートとして使用して、同じアプリケーションで他のティアまたはノードについて同じタイプのデータを表示します。テンプレートを特定のティアまたはノードに関連付けると、ダッシュボードのデータのソースが設定されます。

カスタム ダッシュボード テンプレートを作成または編集するには、Configure 'My Dashboards' for Tiers and Nodes 権限がユーザに必要です


 
以下の目的でカスタム ダッシュボード テンプレートを作成します。

  • アプリケーションまたはインフラストラクチャ全体のパフォーマンスを個別のティアまたはノードのパフォーマンスと比較する
  • 複数のティアおよびノードのメトリックの標準セットを表示する

ダッシュボードテンプレートは、あらかじめ用意されているティアまたはノードのダッシュボードの [My Dashboards] タブから作成およびアクセスします。ここで、そのティアまたはノードの新しいダッシュボードテンプレートを作成するか、あるいは同じアプリケーションの他のティアまたはノードに対して作成されたダッシュボードテンプレートを関連付けることで使用できます。

コントローラレベルとティアまたはノードレベルのダッシュボードテンプレートを構成するプロセスは似ていますが、この2種類のダッシュボードは独立しています。つまり、[My Dashboards] タブからコントローラレベルのダッシュボードをティアまたはノードに関連付けることはできませんし、コントローラレベルのダッシュボードのリストから、作成元のアプリケーションの外にあるティアおよびノードレベルのダッシュボードにアクセスすることもできません。

ダッシュボードとテンプレートの名前はコントローラ全体で一意である必要があります。既存のダッシュボートテンプレート名を使ってカスタムダッシュボードを作成する、または既存のカスタムダッシュボード名を使ってダッシュボードテンプレートを作成することはできません。

カスタムダッシュボードとダッシュボードテンプレートは、JSONファイルにエクスポートしておき、必要に応じてインポートすることができます。

表示方法

AppDynamicsユーザーの場合

カスタムダッシュボードに対するデフォルトの表示権限をセットアップ済みの場合、コントローラにログインしているユーザーなら誰でもカスタムダッシュボードを表示できます。 

特定のダッシュボードの表示、編集、共有、削除の各権限をユーザに付与することもできます。

定義済みの Dashboards Viewer ロールには、カスタムダッシュボードを表示する権限があります。このロールは、カスタムダッシュボードへのアクセスが必要なユーザーまたはグループに付与することができます。詳細については、「カスタムダッシュボードの権限」を参照してください。

公開の場合

コントローラレベルのカスタムダッシュボードを共有すると、AppDynamics アカウントを持たないビューアもダッシュボードが利用できるようになります。

ダッシュボードが共有されると、ダッシュボードのURLへの直リンクを受け取ったすべての人に表示が可能になります。URLを持っていても、ダッシュボードが共有されていない、または共有が中止された場合、そのURLへのアクセスを試みるとリソースが利用不可である旨のメッセージが表示されます。

コントローラレベルのカスタムダッシュボード共有を制御するには、カスタムダッシュボード構成のメニューにある Share をクリックします。

テンプレートから作成したティアおよびノードレベルのカスタムダッシュボードに、外部の閲覧者がコントローラの認証情報なしでアクセスするための類似した共有メカニズムはありません。このようなタイプのダッシュボードにアクセスするには、ユーザーがコントローラにログインしていて、特定のダッシュボードについてカスタムダッシュボードの表示権限を持っている必要があります。

共有メカニズムの可用性は、ユーザーの Share 権限によって制御されるようになりました。

表示データの簡略化

カスタムダッシュボードのグラフが必要以上のデータを表示している場合は、表示したくないデータの凡例をクリックします。これでグラフからそのデータが削除されます。また、グレーアウトした凡例をクリックすると、そのデータを再び表示させることができます。