AppDynamicsプラットフォームの各種コンポーネントに対する要件は、選択したパフォーマンスプロファイルに基づきます。このページでは、各種のパフォーマンスプロファイルと、必要なプロファイルサイズを決定する方法について説明します。 

CPUとメモリスペースの要件

Enterprise Consoleホストがコントローラホストと共有される場合、Enterprise Consoleには追加メモリが不要であるため、コントローラホストの要件を満たすのに十分なスペースが必要になります。

ただし、Enterprise Consoleホストがコントローラホストと共有されない場合は、追加のメモリとディスクスペースが必要となります。

追加のスペース要件については、「Enterprise Consoleの要件」および「コントローラホストの準備」を参照してください。

ネットワークに関する考慮事項

ご使用のネットワークまたはホストマシンには、AppDynamicsのオンプレミスプラットフォームに対応するよう調整が必要な、組み込みのファイアウォールルールが存在する可能性があります。具体的には、システムで使用するポートでのネットワークトラフィックを許可しなければならない可能性があります。詳細については、「ポート設定」を参照してください。

各エージェントで予想される帯域幅の消費量については、「アプリサーバーエージェントのインストール」でアプリエージェントの要件のドキュメントを参照してください。

システムユーザーアカウント

すべてのプラットフォームコンポーネントは、単一のユーザーアカウントでインストールするか、そのオペレーティングシステム上で同等の権限を持つアカウントでインストールする必要があります。ユーザーはインストールディレクトリへの書き込み権限が必要です。 

対応オペレーティングシステム

AppDynamics プラットフォームは、次のオペレーティングシステムでサポートされています。

Linux(64 ビット)

Microsoft Windows(64 ビット)

    • RHEL 7.x および 8.x
    • CentOS 7 および 8.x
    • Ubuntu 14、16、18.x、および 20.x
    • openSUSE Leap 12 および 15
    • Amazon Linux 1 および 2
    • Windows Server 2012 および 2012 R2
    • Windows Server 2016
    • Windows Server 2019

Linuxを実行するマシンには、以下のファイルシステムを使用できます。

  • ZFS
  • EXT4
  • XFS

Linux 上のオンプレミスコントローラのデプロイは、x86-64 でのみサポートされます。

国際化への対応

コントローラとアプリエージェントは国際化に全面対応しており、ダブルバイトおよびトリプルバイトの文字が使用可能です。これにより、以下の機能が提供されます。

  • コントローラUIユーザーは、UIのテキストフィールドにダブルバイトまたはトリプルバイトの文字を入力できます。
  • コントローラは、インストゥルメント化されたアプリケーションからダブルバイトまたはトリプルバイトの文字を含むデータを受け入れることができます。

ネットワーク帯域幅の要件

AppDynamics のデプロイにおける帯域幅の使用に関する情報は、「アプリケーションサーバーエージェントの管理」を参照してください。

詳細情報

製品コンポーネントに固有の要件については、以下のページを参照してください。